2016年8月29日月曜日

Atlasボーナスの変更

Forum - Development Manifesto - Cumulative Atlas Completion Bonus - Path of Exile

Atlasでマップを開放して得られるボーナスが変更される。
1マップ開放するごとにマップドロップボーナス+1%を予定していたが、それを廃止。代わりに落ちる予定だったマップのTierが+1levelされる確率が+1%されるようになる。

例えば100マップ開放されていれば、落ちるはずだった全てのマップが+1levelされることになる。100%以上ボーナスがスタックされている場合は、+2levelされる確率も上がる。最大ボーナス量である125%までスタックすれば、全てのマップが+1levelされ、その上で更に+1level(合計+2level)される可能性が25%になるはずだ。

ただしモンスターのレア度によるマップTierのドロップ上限は従来通り。ノーマルモンスターからは依然として同Tierのマップまでしかドロップしない。

2016年8月26日金曜日

日本人向けPoE Discord

PoEに関する情報共有を日本語でできる場所としてDiscordにサーバーを作った。

PoE Japan Discord: https://discord.gg/dYASNfa

質問やビルドに関するアドバイスなど、なんでも自由に使ってほしい。



Discordって何?
ウェブブラウザだけで使えるスカイプという表現がわかりやすいか。テキストチャット、ボイスチャット両方に対応していて、参加している部屋の中で自由に情報共有ができる。
上のリンクをクリックして順に進んでいけば、簡単に利用できるようになる。


2016年8月25日木曜日

Atlasでマップドロップを最大化する

Atlasの仕様変更によってこの記事は現在予定されている仕様とは異なる

詳しくはこちら
Atlasボーナスの変更

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多分これが一番効率的だと思います



レベリングのために高レベルマップを回しまくっている状況を想定。どのマップをアンロックすれば好みのマップの入手量を最大化できるか考察した結果を載せておく。まだ未発表の仕様もあることからだいぶ大雑把な内容であることを許して欲しい。



T1-T7, ユニークマップ: Tierが低すぎてレイアウトの良し悪しにかかわらず経験値効率が悪い層
全て開放してマップドロップボーナスを稼ぐ。これだけで約50%のボーナスが得られる。もし好みのものがあればShaper's Orbを使ってTierを引き上げるのも良い。


T8-T10: 一部に経験値効率がいいマップが存在する層
Tierが低く一枚あたりの経験値量は多くないものの、周回速度を考慮すると効率自体は悪く無いマップ。patch 2.3までで言えばCanyon, Arid Lake, Gorge, Plateauなんかが該当する。これらのマップだけを開放し効率の悪いマップはクリアせずに残しておこう(クリアしているのであればリスペックする)
効率のいいマップにShaper's Orbを使用するのもいいが、最低でもTierごとに1マップは開放しておかないとマップドロップ量が下がることを忘れずに。T8には2種類、T9-10には3種類のマップにShaper's Orbが使用できる。


T11-T16: 主に周回している層
好みのマップだけを開放し、使用しないマップはクリアせずに放置。T8-T10にも言えることだがShaper's OrbでTierを引き上げた場合、引き上げ後の+5されたTierがドロップ時の選定に使われる。例えばShaped T10(実際にはT15)のドロップ量を上げることだけを考えるなら、全てのT15マップをクリアせずにおくのが一番効率がいい。



この方法だと約70%のドロップボーナスが得られるはずだ。全てのマップを開放すれば100%のボーナスになるが、その反面ドロップするマップを絞れない。
プレイヤーの嗜好とドロップ量のバランスを考えるとこの方法がいいのではないか。


参考:
Atlas Mechanics アトラスの仕様詳細
かすが: Atlasでマップをクリアしないという選択


Atlasでマップをクリアしないという選択


要約:
  • 元来より幾つかのマップはレイアウトや比較的倒しやすいモンスター・ボスが出現する点で他のマップより優れていた。マップ間の差異を埋めるようなバランス調整が今回のパッチには含まれている。
  • 間違ってマップをアンロックした時のために、それをリスペックできるアイテムを追加する。ベンダーレシピによって得られるカレンシーアイテムでマップTier別の色ごとの3種類。



以下、経緯を含めたロングバージョン

昨日のAtlasの詳細が発表された後、redditを中心にユーザーコミュニティの中でちょっとしたお祭り騒ぎがあった。
Atlasの仕様を悪用して特定のマップだけをファームすることが可能なのでは?間違ってクリアしたマップを元に戻すことは不可能?
様々な憶測が飛び交い、新しいマップシステムはユーザーの間で大きな関心事であることがわかる。

それに反応して今日新たにGGGからマニフェストが公開されたという流れ。
この中でChrisはこうも述べている。

The ability for players to choose what maps they play is an important (and positive!) aspect of the Atlas system. Everyone has their own preferences for maps, and we want there to be some choices about whether to unlock everything or leave a few maps disabled in order to maximise your own goals.
Atlasではプレイヤーが遊ぶマップを自分で選択できる。プレイヤーそれぞれに好みのマップがある。全てのマップをアンロックするか、それともなんらかの目的のためにクリアせずにおくか、その選択肢をユーザーに残すべきである。
We believe that the correct and dominant strategy will be for players to unlock all maps
殆どの場合プレイヤーにとって正しい選択肢は全てのマップをアンロックすることである。


2016年8月24日水曜日

Atlas Mechanics アトラスの仕様詳細

9月2日にリリースされるPath of Exile: Atlas of Worlds. そこではエンドゲームコンテツのマップシステムに大きな変更がされる予定だ。その詳細が公開されたので、要約・和訳したものを載せておく。



Forum - Announcements - Detailed Atlas Mechanics - Path of Exile





Atlasはマップアイテムを繋げて大きな地図を作ったような形をしている。
ただ従来のマップとは区別して考える必要があり、いわば特定のマップをクリアした実績のようなものでクリアするごとにAtlasに地図が広がっていく。


この画像を例に説明するとマップが埋まっている箇所がすでにクリアしたことのあるマップ。それに隣接してまだクリアせずにマップが埋まっていない箇所も表示されている。

画像の中で丸の付いているマップを周回した際には、すでにクリアしたことのあるマップ、もしくはクリアしていないがAtlas上で隣接しているマップが獲得できる(ただし従来の+0,+1,+2マップのドロップルールは適応されるので、+3マップが落ちることはない)

ここまでは従来通りのプレイスタイルでまったくAtlasを気にせずにマップを回っても大した違いもなければ恩恵もない。既存プレイヤーの行動を崩さないように意図してデザインされたものだが、ここから更に 1,特定の条件でマップをクリアしたり 2, 専用のカレンシーを使ってAtlasのマップをアップグレードすることで、マップドロップ率が上がる等の恩恵を得ることができる。
その詳細を書いていこう。




最初のマップ

Merciless難易度でプレイしている中で、アトラスマップのは字に存在する最初のT1マップ4種類を見つけることができる。


マップドロップ

基本的には既存のマップドロップルールのまま。そこから更に以下の条件が加わる。
  • プレイしているリーグ内ですでにプレイしたことのあるマップ(別のキャラクターでも可)
  • Atlas上で接続しているマップ

例えばリーグを始めてまだGorgeをクリアしたことがない状態。この場合だとGorgeマップは隣接するマップでないとドロップしない。Gorgeマップをクリアした後ならば従来通りのルールでドロップする。マップクリアの条件は基本的にはボスを倒すこと。ただし特定のユニークマップではユニークチェストを開けるなどの別のクリア条件が存在する場合もある。

*追記
マップが落ちる際にはまずマップTierが決定される。そのTierがプレイヤーのAtlasの進行度によって変更されることは一切ない。
例えば特定のT12マップだけをアンロックしていて、それ以外のマップはTierに関わらず一切クリアしていない状況を想定しよう。
まずマップをトレードで手に入れる(自分で手に入れるためには経路上のT1-T11までをクリアしていく必要があるため)
マップを周回した際に手に入るのは 1, 同種のT12マップ 2, 隣接するT11/T13マップ 3, T1マップ だけになる。この方法を使ってAtlasを敢えて開放せずに特定のマップだけをファームすることが....できない。
その理由が追記の内容。T9マップが落ちることが確定した場合、このプレイヤーにはドロップ可能なT9マップが存在しない。その代わりに同様のT12マップや隣接マップが落ちることはなく、実際には何もマップが出ない仕様のようだ。

まとめ: 敢えてAtlasを開放しないことによって特定のマップTierのドロップ量を増やすことは不可能。全てのマップTierで最低1マップを開放しておかないと実際のマップドロップ量は減る。


マップドロップボーナス

特定の条件でマップをクリアすることで、追加のマップドロップボーナスを得られる。
条件は以下のとおり。
  • Tier 1-5とユニークマップ: ボスを倒す
  • Tier 6-10: レアマップでボスを倒す
  • Tier 11-16: コラプテッドレアマップでボスを倒す

例えばこれらの条件を10のマップでクリアしていれば、追加で10%のマップドロップボーナスが得られる。最大で100%まで加算されて、現在のボーナス量はAtlas上に表示されるようになる。

Shaper's Orbs


Shaper's Orbsは特定のマップのTierを5引き上げるアイテム。画像のものはAtlas上でTier9のマップに使用することで、そのマップを永続的にTier14に変更することが可能。それらのマップをShaped mapと呼ぶ。Shaper's Orbsを使った後からは他のマップと同様のルールでshaped mapが獲得できるようになる。非常に有用なものだが同時に使用できる数に制限がある。
  • Tier 1-7: それぞれのTierで1つのマップに使用可能
  • Tier 8: 2つマップに使用可能
  • Tier 9-10: 3つのマップに使用可能

ここからわかるように全てのTier10マップをTier15に引き上げたり、Tier11以上のマップをTier16以上にすることはできない。

このアイテムはクエストアイテム扱いになる。一度使用すれば永続的にTierが向上するが、ベンダーレシピを使って得られるリスペックアイテムを使用すれば振り直すことも可能。
そのコストは 20x Cartographer's Chisels + 5x Orbs of Regret

Cartographer's Sextants




Cartographer's Sextantはマップ内でドロップするプレイヤーとトレード可能なアイテム。Atlas上で使用することでそのマップと周辺のマップに追加のモッドを加える事が可能。



3つのタイプが存在し、それぞれマップTier別の色と対応している。それぞれのモッドは5回の使用制限付きで、マップ周回するごとに数が減っていく。


Trading Maps

プレイヤーとのトレードで手に入れたマップはAtlasの進行状況に関係なくプレイすることが可能。クリアした際には、そのマップが他のマップと接続していなくてもアンロックされる。


Map Corruption and Upgrading

同種の3つのマップをベンダーに売ることによって、Atlasで接続している1つ上のTierのマップにすることができる。マップにvaal orbを使った場合も同様の挙動になる。
Vaal TempleマップはTier 16に変更。

The Guardians of the Void and Shaper

Guardian of the Voidのボスが出現するTier 16マップが4種追加される。そのボスを倒すとフラグメントを1つ入手できる。4人のガーディアンを倒し4種のフラグメントを集めることで、最終ボスShaperのいるエリアへアクセス可能になる。


このフラグメントを他のマップと一緒にマップデバイスに入れることで、10%のItem Quanitityボーナスが得られる。

ガーディアンやShaperは特定のユニークアイテムをドロップすることが発表されており、その一部は公式フォーラムで確認できる。







2016年4月1日金曜日

2016年3月4日金曜日

新しいトレードシステムの使い方 - パブリックスタッシュタブ

本日、新しいトレードシステムがライブサーバーに追加された。
これにより今までと比べて手軽かつ迅速にトレードができるようになる。
今回は新トレードシステム(パブリックスタッシュタブ)について解説する。


用意するのはPremium Stash Tab。最初からついてるRegular Tabではこの機能は使えない。
タブを右クリックすると"Public"のボックスが出るのでチェックを入れた後に右下の確認ボタンを押す。



これによりタブ内にあるすべてのアイテムが誰からも参照できるようになり、同時にこれらを商品として売り出していることになる。


そうしたら一度poe.tradeで自分のアイテムを確認してみよう。
PoE Tradeは既にこの新しいシステムに対応している。タブをパブリックにしてから数秒から1分以内に自分の商品がヒットするようになるだろう。検索画面のSellerのところに自分のアカウント名を入れて検索するのがわかりやすい(キャラクター名ではなくアカウント名であることに注意)





さてこのままだと商品に値段が付いていない。値段の付け方は三通りある。再度タブを右クリックしてPublichの右にあるドロップダウンメニューを見てみよう。

Each Item Individually Priced
タブ内にあるアイテム個別に値段を設定する場合に使用。後述。

Set Price On All Items
タブ内にあるアイテムに共通の値段を設定する場合に使用。
b/o(buy out)として価格を設定する。buy outは即決価格の意味で、提示した額を支払ってくれば売るのはもちろんだがそれ以下の価格でも交渉可能を意味している。

Set Exact Price On All Items
タブ内にあるアイテムに共通の値段を設定する場合に使用。
price(fixed price)として価格を設定する。fixed priceは交渉不可の固定販売価格の意味。


大抵の場合はbuy outとして価格を設定した方が商品を素早く捌けるはずだ。



個別に値段を設定する場合はアイテムを右クリックしてタブの場合と同じように設定するだけだ。
設定するとツールチップにも表示されるようになる。





発展的な使い方としては、タブ全体に値段を設定しつつ特定のアイテムだけ別の値段を付けるという方法もある。この場合個別に設定した値段が優先される。

ちなみにフォーラムにアイテムを並べて販売する以前からのトレード方法もPoE TradeはサポートしているのでPremium Stash Tabがない人も今までどおりアイテムの販売ができる。
ただこの方法は新しいシステムに比べて手間がかかるし反映も遅い。更には今後出てくるであろうPoE Tradeに代わる多種多様なトレードサイトではサポートされない可能性もある。
この機会にPremium Stash Tabの購入を考えてみてもいいだろう。


Enjoy PoE Life. Enjoy New Leagues. Enjoy Trading!